断酒投資法 禁酒のお酒代を積立投資に回す

節約術

断酒のお酒代をリアルな投資に回すことで、断酒継続意欲を高める

お酒は社会生活において頻繁に楽しまれるものでありますが、多くの人々がそのコストに気づかないままに生活しています。一方で、積立投資は確実な将来を築くための有力な手段とされています。この二つを結びつけたのが「断酒投資法」と呼ばれる新しいライフスタイルの提案です。
断酒の節約されたお酒代が、簡単な方法で世界経済に投資され、資産形成されていく方法です。
本格的なドルコスト法とリバランス戦略を含んだ方法を説明しています。

毎月の酒代はいかほどですか?

人により月数万円から、多い方は月30万円くらいなど、様々かと思います。
居酒屋、バー、クラブなどなど、それらも含めると、上限がないくらいです。
コンビニでお酒を買って、一人で少しのツマミで飲むとします。
その場合、やはり最低でも一日1,000円はかかっているのではないでしょうか?

一日1,000円 毎日飲酒していたら月3万円

簡単な計算ですね。
断酒が続くようになり、一月経つと「3万円節約できましたよ」と言われると、
とてもうれしくなるものです。
がんばったから、なにか自分にご褒美でもあげようかという気分になりませんか。
私も30日ごとに、そう思っていました。

さて、これから紹介する方法は、あなたの資産は増えるし、禁酒は続くし、一挙両得な方法です。
毎日1,000円を貯金箱に入れるのでは、今ひとつ面白くありませんし、それほど禁酒モチベーションは高まらないでしょう。しかし・・・

リアル証券口座でドルコスト法とリバランス戦略

いろいろなところで、毎月などの積立投資(ドルコスト法)は紹介されており、その効果はここで書くまでもないくらいです。(知らない方は「ドルコスト法 積み立て」などで検索してみてください。)

これに、日本の「くじら」などと呼ばれる年金資金の投資戦略のひとつである「リバランス」を真似した方法を紹介します。

実践方法

証券口座で、2つの投資信託を選びます

あまり複雑にすると、管理が大変ですので、2つの投資信託だけにします。
ひとつは、債券型、もうひとつは株式型。
ともに世界対象のインデックスタイプのものがよいでしょう。
債券型は安定的で、株式型はハイリターン・ハイリスクと言われます。
投資信託の紹介はできませんので、ご自身で好きなものを選んでください。
ある程度人気があり、管理手数料が低めであればよいかと思います。

例えば今、禁酒継続日数73日目だとします

すでに節約した累計額は、一日1,000円とすると、73,000円となります。
先程の投資信託にそれぞれ、36,000円をスポット購入します。

次に、毎月の積み立てを各15,000円ずつ設定します。

毎日の作業

禁酒できたら1,000円を適当な袋や封筒などに、実際に入れて行ってください。
30日ごとに、3万円が貯まるようにしてください。
これは、実際にやりましょう。
毎日千円札がなかったら、数日で調整するなどして工夫してください。

毎月(30日ごと)に入金

そして、30の倍数の禁酒継続日となったら、溜まった現金を先の投資信託の証券口座の積み立ての自動引き落しができる銀行などに入金します。
入金不足だと、積立できない可能性もありますので、1回分程度の3万円は余計に残金があるようにしておくほうがいいですね。

禁酒継続日数が、リアルな投資額に

これだけで、実際の酒代の節約額が、リアルな投資額となります。
しかも、ドルコスト法を使っていますので、たんなる積み立て以上のリターンも期待できるかも知れません。貯金よりも、ワクワクした気持ちになれるかもしれません。
ただし、投資信託は元金保証ではなく、下がるかもしれませんので、それは知っておいてください。

リバランスの実施

投資効率を高めるために、「リバランス」という手法もお伝えします。
投資信託を債券型と株式型のわざわざ2つにしたのは、このリバランスを行うためでした。
リバランス(再配分)は、投資ポートフォリオ内の各資産クラスの割合を一定の目標に近づけるために行う調整のことです。例えば、ある投資家が株式と債券にそれぞれ50%ずつ投資するとした場合、市場の変動によってその比率が変わる可能性があります。このような状況でリバランスを行うことで、リスクをコントロールしながら目標とするリターンを追求することが可能になります。

たとえば、投資信託のAとBを同額積み立てをしていて、しばらくした後に、投資信託のAの資産額が50万円。投資信託のBの資産額が45万円になっていたとします。
この時に、Aから2.5万円を売却して、その金額でBを購入して、同じ47.5万円の資産額にするのことをリバランスといいます。
債券と株式はパフォーマンスが逆になりやすいので、このようなリバランにより、投資効率が高くなると言われています。
ちなみに、日本の年金資金による「くじら」もこのリバランスにより、大きな利益を獲得しています。

リバランスのタイミングは、年1回とか、10%の差がでたらするなどで、煩雑にしない方がよいとされています。
ですので、「一年に1回もしくは、10%の差がでたらする」などのルールを決めておくのもよいかと思います。

禁酒継続モチベーションへの効果

禁酒継続をしている場合は、たとえば、禁酒アプリで以下のような表示があるかもしれません。
(以下は「のんあるライフ」での記載です)

これを見ると、禁酒継続日数が、そのまま投資された金額になっていることとなります。
非常に、リアルです。
しかも、世界の株式や債券の価格などと連動し、またドルコスト法により、自動的にリターンを追求しているという仕組みになります。
「あなたのお酒代が、日々、世界経済に投資されている」ことになります。
コンビニで買っていたビールやチューハイが、あなたのために世界経済で回されていることになるのです。すごくないですか?

これを見るだけで、「ああ、今日も禁酒しよう!」と思えるのではないでしょうか。
おっと、1,000円残っていましたね。(投資信託をスポット購入した残りの1,000円です)
これは、お酒を買わずに、用意された袋か封筒に入れてくださいね。
来月になったら、世界に投資されるお金になります。

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